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2002年 春
薄墨紙バージョン透かし便箋がついに、作製開始!!!
とうとう8名様揃いました。作製に入りますよ〜
4月11日、ついに紙漉を始めましたよ〜!こちらをご覧下さい
4月22日、ついに仕上がりました、こんな使い方はどうですか〜?
【紙質3】・・・薄墨紙バージョン(200枚)
第一回目の抄造です!
使用済みの書道半紙(厳密には水墨画)を再利用して、楮を混入し再生した
その昔、宿紙と呼ばれていた紙です。漉き返しとも呼びます。
エコロジーパージョンです。これこそ本当のリサイクルペーバー。
少し黒ずむところがむしろ味が有る。
★本当のリサイクルがここにある★
現在の参加状況・・・杉原吉直、ATSUKOさん、島さん、富永さん、羽生さん
それに・・・吉田さん3コマのご応募がなので、
8コマ揃いました作成しま〜す!!
●2002年2月12日(火曜日)
驚くべきことに、最後に参加されたよしださんが、なんと!3コマまとめてご発注いただきまた。
そんなわけで、見事に8コマ揃っちゃいました。
早速参加の皆様に、「原稿をお送り下さい!」と、ご連絡を出しました。
しかし、私(杉)もさんかしているんだった・・・まだ、図柄を考えてなかった・・・(シマッタ〜)
みなさん、そんなわけで、図案をお待ちしてますよ〜
●2002年2月13日(水曜日)
早速島さんから、「前回通りの原稿でいいよ〜」のメールが届きました。
なるほど、原稿の入稿一番乗りを果たされました。しかし、話が早いな〜
みなさ〜ん、原稿待ってますよ〜(俺も、考えなきゃ・・・)
●2002年2月19日(火曜日)
ここでご提案で〜す。
【1】縁の余分を付けた状態
・・・羽生さん、島さん、富永さん、杉原×2コマ【2】縁の部分をちぎった状態
・・・吉田さん×3コマ前回便箋を作製した折りには、【1】の状態でお送りしました。
ご自分でちぎっていただく・・・という楽しみも残したつもりだったのです。
また、ちぎった残りは、ちょっとした栞や小さいメッセージなども付けられるかと思い・・・あえて残しておいたのですが・・・
もちろん【2】のようにすべてちぎってしまうことも可能です。
これが、本来の耳付きの便箋の状態です。
今回は、皆様のご要望にお応えしようと思います。【1】 【2】どちからご希望をお聞かせ下さい。sugihara@washiya.com
そうそう、原稿を待ってますよ・・・● 2002年2月21日(木曜日)22(金曜日)
羽生さん!こんな感じでいいですか?→→
私も考えないと・・・蒔絵をやってる友達に、急きょ図案を頼んでます。
楽しいな〜
羽生さん、これで決定ですね。● 2002年2月27日(水曜日)
吉田さん!3コマすべて白龍ロゴです。
こんな感じです。
● 2002年2月28日(木曜日)
吉田さんすかし変更です、こんな感じ。
→うーん、何と私の原稿がまだ出来ない・・・桜の柄を考えてます・・・
こんな感じです。
以上まだ、下書きの段階です・・・この絵を描いたのは、蒔絵師の友人
松田君です。・・・面白い!!
松田君のページはこちら・・・● 2002年3月5日(火曜日)
ついに松田君の原稿が仕上がりました。
どうです?いい感じでしょ〜あと、お一人様の原稿を待って抄造に入ります。
もう少しだけ・・・待っていて下さいね・・・● 2002年3月19日(火曜日)ついに最後の原稿が届きました。
このように縁まで柄が入ってしまうと、漉けないんです。
どうしても透かしの位置のずれが、生じますので、隣にまではみだしてしまう可能性があるんです。
こちらのデザインで行きます。楽しいデザインですね。
仕上がりが楽しみです。
さて、8柄すべてのデザインが揃いました。
これから、型の作製に入ります。最終的にこんな風にレイアウトしてます。
型が仕上がったら、またご連絡しますね〜
型は10日ぐらいでできると思います。ちなみに最終的な仕上がりは、4月上旬頃の予定です。
● 2002年3月26日(火曜日)
ついに、型ができました!パチパチ
こんな感じです。
楽しそうでしょ
桜には、ちょっと間に合わないかも?・・
4月の中旬頃の仕上がり予定です。ところで、桜といえばナント!!サライに和紙の里の桜が載りました。
サライの掲載情報はこちら・・・驚きました・・・地元の人も知らない位・・・実は私も知らなかった
ぜんまい桜なんて・・
ザバッと豪快に紙をすくいます。
便箋のベースを漉いているのです。
細かくてみえませんが、墨の粒も混じってます。
水が上下に波たつ姿・・・
繊維の絡み合いが、丈夫な和紙を作ります。
このように、A4サイズにマス目状の透かしが入ってます。
このまま仕上げれば・・・透かしの無い、便箋の仕上がりです。
このベースの紙を一旦、伏せます。 さて、もう一人、職人さんが必要なんです。 こちらでは、デザインの部分・・・柄の部分を漉きます。 このように、様々にデザインされた部分に、思い思いに繊維が並びます。 そして、先ほどのベースとなる紙の上に、このデザインの紙を伏せます。
つまり、二枚で一枚の紙に仕上げるのです。
「漉き合わせ」という技法です。
このような作製方法をとれば、どのような複雑なデザインでも透かしに仕上げることが出来ます。
紙は濡れている状態では柄が良くみえないのです。
デザイン・・・見えますか?
よーく見ると・・・柄が乗っているでしょ! さらに、一枚毎に、布を伏せてゆきます。
とにかく手間がかかるんです。
紙は濡れている状態が最も美しい・・・
さて、乾燥すると、どうなるかな〜
乾燥すると、こんな風です。
サクラの花びらのデザインは、全面にデザインしたため、やはり位置が合わない・・・
どうしても多少のズレがでるのです。
和紙の繊維が光るので、デジカメではなかなか表現できないですね。 みなさん、思い思いの作品に仕上がってます。
これから抄造をはじめて検品して、仕上げて・・・発送できるのは23日頃でしょうか・・・
発送する折りにはまたご連絡致しますね・・・
もう少々お待ちください。
4月19日金曜日・・・そして、ついに完成しました。(めでたし、めでたし)
無事、検品も終わり
仕上がりましたよ〜
こんな風に、ヒモで結んでみました。 いい感じでしょ。 短冊形に、一言添えて、朱印も、ついでに・・・
ポリにいれて、22日月曜日に出荷しますね。
ありがとうこざいました。
耳が上に付いていますね
このままちぎって手書きされてもいいのですが・・・
こんな風に、シッカリ折り目を付けてください。 そして、折ったまま(シッカリね)プリンターにセット! やった、無事プリント出来てる! そして、ここで余分をちぎってしまいましょう。
ちぎった部分は、本の栞とか、ちょっとしたメモにでも、使ってあげてください。
そして、筆と朱印で、カッコ良くしちゃいます。 そして出来上がった便箋です。
手書きが苦手な私も、なんだか優雅な気分になれる、便箋の仕上がりです。
なかなか良い感じです。
また、面白い使い方があったら、教えてください。
ありがとうございました。
このようなオリジナル便箋を作りたい方!
こちらをご覧下さい。
お好みの紙質を選んでください。 残りの募集人員によって、抄造サイクルが早くなったり
逆になかなか集まらないと・・・抄造も遅れてゆきます。人数が集まってから、抄造にはいります。
このページは「和紙のソムリエ」&「和紙キュレーター」 杉原吉直すぎはらよしなおがお届けしています。
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