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杉原商店の裏山には、こんなお堂があるのです。私たちは「記念堂」(きねんど)と呼んでいる 昨夜から何者かが、ごそごそやっているらしい。ちょっと見て来よう。熊なんかが入れない様に閉めておかないと・・・ 恐る恐る覗いたら、(母がナント!横穴から竹槍を差し込んだ)すると床下でガサガサ動いたぞ おーい!みんな、小熊を見に来いよ! |
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とにかく逃げられないようにして、 警察に連絡だ。 猟師も呼んだ!との返事に・・・そんなたいそうな・・・ かわいそうだから逃がしてやろうか・・・などと、みんなで相談していると・・・
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警察到着! なんだか、大変なことになってきたぞ。 ・・・困ったな〜 |
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市役所の人々も集まってきて。 やがて、捕り物劇の開始。 |
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とにかく網を張って・・・って言っても気休めなので(どう見てもゴミ収集所の網) みんな下がって下がって! ・・・いえいえ、小熊だって言ってるのに・・・
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猟師さんも銃を準備してます。 悪いけど・・・殺しますので・・・ |
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横の穴から燻り出し作戦。 熊も大変、回りの人間さまも、くしゃみの嵐。
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で、出てきたぞ! えっ!! 嘘だろ!! 大きいぞ!大男が着ぐるみで出てきた?? 小熊じゃないぞ! |
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で、でかい! 小熊だと思ったのは、大熊の顔だったのね? ってことは、私は彼とほんの1メーターでご対面していた訳ね・・・? あのまま、突進されていたら・・・!! |
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こんな大きいの、いったい何処に、隠れていたんだ? お堂の床下の蜜蜂の巣を狙ったらしい。 そういえば蜜蜂が飛び回っていた。 |
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体重90キロ。 130pとのこと。 こんな熊が裏山に居るなんて・・・ 食べ物がないんだね〜この大きさなら100キロ以上はあるのが普通とのこと。 今年はとくに山の食べ物が不作で、熊があちこちに出没しているね。 |
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この牙でやられたら・・・死んでたね。 小熊じゃないよね・・・ |
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雄の熊でした。 たまたまがありました。
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この爪でやられたら、死んでたね・・・ みんな、危なかったね〜 |
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ついに、カンネンされました。 | |
引き下ろしてくるのも一騒動。 | |
おいおい、でかいぞ。 このころには、結構な見物人が集まってました。 |
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4人がかりで、なんとかトラックに積み込みました。 いや〜びっくりした〜 |
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しかし、人間が山を破壊して、気候を破壊して、熊が山に住めなくなってきた。 そして、熊はやむなく人里に降りてきたのです。 熊も悪気が無いのに・・・かわいそうなことをしたと思います。 お経を読む、お堂に隠れていたなんて・・・しっかり供養してあげないと・・・ |
なんだか考えさせられてしまいました。
熊さん、成仏してください。複雑な思いが残りました。
このページは「和紙のソムリエ」&「和紙キュレーター」 杉原吉直すぎはらよしなおがお届けしています。
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