WASHIYA, SUGIHARA, sun hold collection, archive, shop, ul washi, decor washi, chigiri washi, seminar, media, movie



福井新聞/時の風/エッセイ
20210228 / 20210425 / 20210627 / 20210822 / 20211024 / 20211226

20210228
20210227/福井新聞

20210425
20210425/福井新聞/時の風


20210627
20210627福井新聞日曜エッセイ

追記・その後多くの情報を頂き、新たな事実が判明しました。パリ万博で金杯賞受賞したのは、
信洋舎で、今日も営業を続けておりますが、ベルサイユ条約に使用されたのは別な工房である
ことが判明しました。よく似た名前が存在し混乱を避けるため、以下今立町誌からの転載です。
程村という紙はもと常陸(栃木)の程村の地名から生まれた名である。程村は、越前和紙を源流
とし、江戸中期には日本の名産の紙であった。明治になってからは選挙用の紙といえば程村か
西の内と言われるほど、全国的に広まった紙である。明治中期ごろ、程村よりももっと上質な紙
ができないだろうかと、ドイツの紹介を受けたのが滝長右エ門である。彼は程村と取り組んで、
ついにエッチングペーパー用としての良質な程村を作ったのである。これが輸出程村という紙で
一般に『滝ペーパー』として、世界的に通用している紙である。この輸出用程村、一名滝ペーパー
に程村の名が付いたのは、程村紙から新しく銅版画用として生まれたからである。
だから常陸の程村とはその質が全く違っている。常陸程村は純楮であるが、輸出程村は『三椏』
を主とした鳥の子風の紙である。流し漉きを取り入れているから、局紙に似ていても全くその技法
は異なっている。滝ペーパーは紙質が柔らかく、繊維が短いので、印刷用のエッチング・ペーパー
として、また版画用紙として、その後欧米から注文が多く。海外輸出の代表的な和紙の一つに
数えられている。第一次世界短戦後、『ベルサイユ講和条約』を書くにあたり、その紙を世界で
一番良い紙に書こうということで、世界一の紙を探し求めた時、この滝ペーパー、すなわち
輸出程村が選ばれたと言われている。(今立町誌より転載)

 

20210822
20210822福井新聞日曜エッセイ

 

20211024
20211024福井新聞エッセイ

 

20211226

20211226fukuishinbun


 


This page is maintained by Yoshinao SUGIHARA.
Washi Sommelier and Washi Curator.
SUGIHARA WASHIPAPER, INC.

The history of our company.

17-2,Oizu,Echizen-shi,Fukui,915-0235 JAPAN
e-mail:sugihara@washiya.com
http://www.washiya.com/
Fax 81-778-42-0144
Please contact me anything about mentions on this page, questions, opinions, etc.
Also it's more than welcome to have Links to your home pages.
All right reserved Copyright(C)Yoshinao SUGIHARA


INQUIRE

Please mail us. sugihara@washiya.com
And Fax please. +81 778 42 0144



e-mail address



www.washiya.com