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Pless Release 2015.5.27.

魅せる和紙 matiere × texture
……当日の様子はこちら……

会期:2015 年 7 月 11 日 (土) ? 8 月 1 日(土)
会場:ARTZONE 〒604-831 京都府京都市中京区大国町 44 VOX ビル 1・2 階
開館時間:平日 13:00 - 20:00 土日祝 12:30 - 20:00 会期中無休・入場料無料


 

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展覧会趣旨

現在、私たちが日常で使っている紙の多くは西洋式の紙「洋紙」である。機械によって大量生
産される洋紙に対して、日本には千年以上の歴史をもつ伝統的な製法で一枚ずつ手作業で作られ る「手漉き和紙」が存在する。

古来より和紙は書画の支持体をはじめ、建具、日用品にいたるま で多様なかたちで人々の暮らしを彩ってきた。

また、何年もの月日を経ても色褪せない和紙は、 美術作品や文献を現代まで残し続ける裏方として、

日本の歴史や文化を支えてきたとも言えるだ ろう。現代でも、インテリアやショウウィンドウ、

舞台美術など空間を彩るインスタレーション にも用いられている。
しかし私たちの日常に目を向けると、和紙の代わりとなる素材が増えてきたことにより、和紙 を手に取る機会が少なくなってきている。
本展覧会で展示する「越前和紙」は、1500 年の伝統を誇る高い技術と一つの型にとらわれず、

時代に合わせ様々な和紙を生み出しており、アート作品としても海外から注目されている。

サブ タイトル「~matiere×texture~」の、matiere (マティエール)とは材質、素材、絵肌を、

texture (テクスチャー)は表面的な肌の感覚、材質感を意味する。

本展では越前和紙のもつこの 2 つの特徴に焦点を当て、和紙を別のものを作るための素材とし てみるのではなく、

様々な手漉きの技術や職人の個性によって異なる表情を見せる紙そのものが
もつ美しさを紹介する。絵画や書画の支持体だけに留まらない、和紙そのものがアートとして成 立する、新たな和紙の姿に魅せられるだろう。
伝統が息づく京都の街の中心地で、若手職人が手掛ける伝統の中に革新性を秘めた和紙を紹介
する。これからの和紙の発展と新たな可能性を拓こうとする彼らの熱い意思を感じてほしい。

 

越前和紙

越前和紙とは、1500 年以上前に中国から伝来した製紙技術を用いて生産されている高級手漉き 和紙の一つで、

その優れた保存性や強靭さから、書物や紙幣をはじめ、家屋の障子や襖紙など、

生活に欠かすことのできないものとして古くから使用されてきた。

現在も福井県越前市は「手漉 き和紙」の産地として日本一のシェアを誇っている。
紙の用途に合わせて楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの素材を選択して使用し、

冷たくてきれいな湧水によって一枚一枚漉かれた和紙は高い品質を誇っており、

その長い歴史に 裏付けされた紙の丈夫さと美しさが越前和紙の最大の特徴といえる。

また、多くの消費者の手に 行きわたるよう、様々な用途に合わせた和紙を作ってきたことから、

全国の中でも紙の種類の豊 富さで知られる。絵画や書物から身の回りの品に至るまで、

越前和紙は日本の歴史と文化に常に 寄り添い、その発展を支えてきた影の立役者といえる。


出展作家

○瀧 英晃 (たき ひであき)

1979 年、福井県越前市新在家町生まれ。 福井工業大学卒業後、

内装材メーカーでの商品開発やデザイン事務所でのDTP業務を経て、株 式会社滝製紙所に入社。

【展覧会歴】

2007 年「素の紙展」(港区エコプラザ)、2008 年三宅一生ディレクション

「XXIc.−21 世紀人−」 に協力(21_21 DESIGN SIGHT)、2012 年「うつす和紙 2012」(卯立の工芸館、南青山 291)、

「金沢ペーパーショー」(石川県産業展示館)、2013 年「×和紙 2013~アート×和紙~」、2014 年
「×和紙 2014~掛ける和紙~」、2015 年「×和紙 2015~×大判和紙~」(卯立の工芸館)

 

○三田村 哲郎 (みたむら てつろう)

1986 年、福井県越前市大滝町生まれ。

2009 年 大学卒業後、有限会社越前製紙工場に入社。

【展覧会歴】

2015 年「×和紙 2015~×大判和紙~」(卯立の工芸館)

 

○柳瀬 翔 (やなせ しょう)

1992 年、福井県越前市大滝町生まれ。 福井工業高等専門学校卒業後、有限会社やなせ和紙に入社。

【展覧会歴】

2014 年「×和紙 2014~掛ける和紙~」、2015 年「×和紙 2015~×大判和紙~」(卯立の工芸館)

 

○山下 寛也 (やました ひろや)

1979 年、福井県越前市新在家町生まれ。

京都科学技術高等専門学校 インテリアデザイン科卒業後、和染工芸に入社。その後、山次製紙所 に入社。
【展覧会歴】

2012 年「うつす和紙 2012」(卯立の工芸館、南青山 291)、2013 年「×和紙 2013~アート×和紙

~」、2014 年「今立現代美術紙展 2014」(福井県立大学小浜キャンパス)、「×和紙 2014~掛ける

和紙~」、2015 年「×和紙 2015~×大判和紙~」(卯立の工芸館)

 


 

展覧会概要

● 関連イベント

7/11(土) 14:00〜 アーティストトーク

18:00〜 オープニングパーティー

※詳細は ARTZONE web(http://www.artzone.jp/)をご参照ください。
● 主催 京都造形芸術大学アートプロデュース学科
〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山 2-116

TEL:075-791-9296

● 協力 京都造形芸術大学アートプロデュース学科
株式会社 杉原商店
● 企画・運営 加藤夏帆、耕三寺顕範(アートプロデュース学科 3 回生) 宮浦亜央衣、島田真親、日下優希(アートプロデュース学科 2 回生)


● 会場
〒604-8031 京都府京都市中京区河原町三条下る 一筋目東入る大黒町 44 VOX ビル 1・2 階 TEL:075-212-9676

E-mail:info@artzone.jp

URL:www.artzone.jp

ARTZONE とは

ARTZONE(アートソ?ーン)とは、京都造形芸術大学アートプロデュース学科の学生が中心となり 運営している

アート・スペースです。プロジェクト創出の場として展覧会、ワークショップなど の企画から実施まで学生主体で行っており、

社会にアートを発信していく実験的な場となってい

ます。

?展覧会についてのお問い合わせ、画像借用のお申し込みは下記までお願い致します。

TEL:075-212-9676 E-mail:info@artzone.jp(ARTZONE) TEL:075-791-9296(京都造形芸術大学アートプロデュース学科) 広報担当:日下優希(アートプロデュース学科 2 回生)

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